フィリピンのコメ文化を巡る旅・世界遺産コルディリェーラの棚田 / Day 2 バナウエ散策

フィリピン

(フィリピンのコメ文化を巡る旅・世界遺産コルディリェーラの棚田 / Day 1 フィリピンの深夜バス の続き)

苦手な夜行バスでの移動を乗り切った後、世界遺産・コルディリェーラの棚田への玄関口となるバナウエに到着。

夜行バスの移動自体はそれほど苦ではなかったが、やはりベッドの上で睡眠を取るのとは訳が違う。大学生時代のバックパック旅なら、このまま宿に荷物を置いて早速、棚田を散策に出かけるだろう。しかし、もはやそんな活力に満ち溢れているわけではない。

この日の予定はまだ空白のまま。ホテルでアーチェリーができるかどうかで、予定が変わってくる。チェックイン時刻まで部屋に入れないなら、どこかの棚田に出かけるとしよう。

アーリーチェックイン成功!

バスターミナルからタクシーでホテルまで直行。片道一車線の山間の道が続く。山岳地帯の村であるバナウエ、土地は限りなくありそうなはずだが、広い一軒家が並ぶ街並みではなく、岸壁にアパートが軒を連ねている。

蛇道を進むタクシーから移ろう景色に旅情を掻き立てられる。所々、水田の姿も現れ、世界遺産の棚田への訪問に機体が高まる。10分ほどでホテルに到着。

ホテルに到着するや、タクシーの運転手は、運賃を受け取らない代わりに、この後のツアーの提案が始まる。

色々な地名を次々に列挙され、一体どこに向かうのか想像が追い付かない。夜行バスで一夜明けの脳には処理できない情報量。

2日間のツアー料金

提示された2日間のツアー料金は6,470ペソ(=約17,000円)これが妥当な値段かどうか判断する基準を持ち合わせていないため、二つ返事で受け入れることはできず。

正直な印象、決して安くはない。おまけにそれほど現金を持ってきていないのが心配の種。

バスターミナルからホテルのタクシーの運賃が無料なのは、このツアーを申し込んでくれたら、運賃以上のキックバックが運転手の手に渡るのだろう。ひとまず連絡先だけ尋ねておく。

ホテルの好意によりアーリーチェックインがOKとなった。まだ午前9時というのに、部屋に入れるのは旅運の幸先がよい。

シャワーを浴びたら一旦休憩。アーリーチェックインができたことで、この日は慌てて棚田に出かけずに、午前中は部屋で体を休め、翌日以降のツアー情報を後ほどチェックすればよいだろう。

夜行バスでもまとまった睡眠は取れたが、やはりベッドでの睡眠は別。3時間ほど夢の世界に。

ホテルの部屋からの眺め

ホテルの部屋からも田園風景が広がる。目を見張るような棚田ではないが、長閑な雰囲気に、普段は高層ビルに囲まれたマニラ暮らしから、束の間、自然の中に身を置く。

こじんまりとした一泊5,000円弱のホテルだったが、室内には電気ポットもあり、お茶を飲みながら、この景色を眺めてリラックス。

このまま、何もしないでも、この自然に身を置けたので十分、という思いも湧いて来たが、せっかくここまで来たので、世界遺産の棚田まで足を伸ばそう。

ホテル到着時に提案されたツアー料金と比較すべく、バナウエの観光案内所まで足を運ぶ。対応してくれた職員の方からは、集落に1泊するプランを勧められたが、すでにホテルを2日分予約していたので、おススメコースは選択できず。

次に一般的なコースとなる2日間のコースを案内される。これは、さきほど、タクシーの運転手に示されたのとほぼ同じ内容。しかし、料金は1,000ペソほど安くなり、5,520ペソ(=約15,180円)

観光案内所でのツアー申込料金

決して安くはないが、5,000~6,000ペソが相場なのだろう。

観光案内所で申し込めば、ガイドが当日に現れないといったようなトラブルが発生しても、きちんと対応してくれるだろうという期待も込めて、これ以上、代理店などを巡って料金の比較は止めて、申込を済ませる。

ツアー料金の支払いは現金のみというのには注意が必要。念の為に持ち合わせた現金が役立つ。ツアーの申し込みが済めば、この日のミッションは完了。

バナウエ中心地の散策

ランチのチキンスープ

観光案内所からホテルまでの帰り道、目に付いた食堂でランチ。注文したチキンスープは、煮込まれた奥深い味わいのない一品で、期待外れ。

食堂のテラスからの眺め

食事の味わいはいまいちだったが、テラス席は川沿いの景色が開けており、開放感を味わえる。

食堂を後にすると、観光地とはいえ、カフェや民芸店で溢れかえるほど賑わいがあるわけでもなく、そのままホテルに戻り、昼寝。

村の至るところに棚田

昼寝から目覚めると、日中の最高気温から徐々に暑さが和らいでいくのが感じられたので、再びホテルを後に。

今度は、観光案内所とは逆方向に、Guihob View Point まで散策。

片側一車線の道路を歩いていると、所々に棚田の姿。田植えの時期が始まる頃合いか、田んぼに水が張られ、その時を待ちわびているようだ。この景色でも十分に満足できそうだが、当初の目的地であるGuihob View Point まで進む。

Guihob View Point からの眺望

道中、時折、車やバイクタクシーが行き交うが、のどかな時間が流れている。少し汗ばみ始めたころに、目的地のGuihob View Point に到着。インスタの撮影に観光客が少しはいるかと予想したが、そこが展望スポットか確信が持てないほど、ひっそりとしている。

他の観光客の姿はなし。ただ、目の前には見事な棚田が広がっている。この風景でも感動できるくらいだが、翌日訪れる棚田はいかほどのものなのか、胸が高まると同時に、過度な期待は禁物と自分自身に言い聞かせて、この日のアクティビティは終了。

夜行バスでマニラからバナウエに到着後、ホテルのご厚意でアーリーチェックインをさせてもらえたことで、バナウエでの初日をのんびりと過ごすことができた。翌日はいよいよ世界遺産の棚田へ。

タイトルとURLをコピーしました