フィリピンに赴任して1カ月も満たないうちにクリスマス、年末年始休暇に突入。これまでならば、早速新しい異国の地を知るべく、赴任先の国内旅行を楽しんでいたところだが、今回は突然のフィリピン赴任のため、日本での手続き等々が残っていることから、早々に一時帰国。キャセイパシフィック航空のエコノミークラスを利用して、香港経由で関空までの搭乗記。まずは、マニラから香港編。
年末年始はLCCも割高
マニラに着任してから、仕事に慣れるどころか、年内の仕事納めに入り、同僚たちも次々に休暇を取得して、オフィスも閑散。
ひとまずフィリピンで年越しのカウントダウンを迎えて、日本でやり残した用事を済ませるべく、新年に入ったら一時帰国というのが当初に予定していたプラン。
しかし、上司から1月の第2週にはオフィスに戻ってくるように指示され、スケジュールを考慮して、クリスマス前にフィリンピンを経ち、元旦を日本で過ごして戻ってくるプランに変更。
出発まで10日ほどの残された段階で航空券を探し始めるが、すでに価格が高騰。それもそのはず。クリスマスはフィリピン人にとって一大イベント。
出稼ぎ労働者を含め、海外で暮らすフィリピン人の多くが、この時期を家族で過ごすべく、大移動するのだ。
マニラから大阪の直行便の航空券は、セブパシフィック航空やジェットスターといったLCCでも10万円を超える価格。荷物やフライトスケジュールの変更などを考慮すると、LCCは避けたいところ。さらに、運賃もそれほど魅力的ではなくなっている。
直行便ではないが、キャセイパシフィック航空の香港経由ならば10万円を切る値段のチケットが見つかったので、マニラから香港経由、大阪の便を選択。
フライトスケジュールはマニラ午前5時45分発、香港に午前8時10分着。香港10時45分発、大阪に午後3時15分着。
直行便ならば4時間ほどのルートだが、香港乗り継ぎのため、合計10時間ほどの移動。
予想外の閑散 クリスマスイブの空港

朝5時台の飛行機に搭乗するための早起きはつらい。いっそのこと夜寝ないで空港に向かうという選択肢も考えたが、約10時間の移動を控えていることを考慮すれば、少しでも休んだ方が賢明。
可能ならば、ぎりぎりまで寝て、出発時間の1時間30分前に空港に向かいたいところ。しかし、この日はクリスマスイブ。クリスマス当日はすでに人の移動が終わっているケースが多いので、空港が案外空いていることは以前に経験済みだが、イブの日の情勢は読み切れず。
念のため出発の3時間前に空港に到着。出発ロビーに入るや、混雑の様子はなし。早朝のせいだろうか。
いずれにせよ、チェックインカウンター前で待つことなく、さっさとチェックインを済ませる。
マニラの空港内の免税店はあまり煌びやかな印象はなく、クリスマスショッピングに目もくれず、一目散に搭乗口前へ。
さすが世界トップ3のキャセイパシフィック航空

最後にキャセイパシフィック航空を利用したのはいつだったか思い出せないくらいの時間が経過したが、スカイトラック社のワールドエアラインアワード2025 において、キャセイパシフィック航空はカタール航空、シンガポール航空に次いで、3位に輝いている。
そのランキングに恥じないくらい、搭乗は定刻通りにスタート。スムーズに機内へと誘導される。寒さ対策のためにブランケットをキャビンアテンドに頼むと、迅速に対応してくれた。

エコノミークラスは3-4-3の配席。キャセイパシフィック航空および、同航空が加盟するワンワールドのステイタスは持ち合わせていないが、エコノミークラスの最前列の座席になり、足元のスペースにもかなり余裕。
飛行時間は2時間25分ほどなので、窓際の座席を選択。窓にもたれかかっていると、いつの間にか離陸。さすがに早朝便ということもあり、すでに眠気の限界。

そのまま香港まで目が覚めないかとも思ったが、機内食の香りが漂った頃に目が覚める。メニューは1つしかないようで、選択肢を尋ねられることもなく、そのまま機内食を手渡される。
パプリカとブロッコリー、ご飯に肉。ぶにょぶにょとした食感の肉は、結局、牛肉だったのか豚肉だったのかもよく分からず。その食感と濃い目のソースの味わいをご飯と中和させていただく。

短時間の国際線だが、機内食の提供があるのはありがたい。しかし、これが朝ごはんとすれば、少々、胃に応える重さ。
その重さが効いたせいか、再び眠りに落ちる。ドーンという着陸時の衝撃で目が覚め、気が付けばもう香港に。ほぼ定刻通りの8時過ぎに到着。
香港から関空行きへと続く。
