2025年から2026年の年末年始を一時帰国で日本で過ごしたら、駐在先へのフィリンピンへ戻る。往路同様にキャセイパシフィック航空で大阪から香港を乗り継ぎ、マニラまで。まずは前半の関空から香港までのキャセイパシフィック航空のエコノミークラス搭乗記。
元旦翌日の空港は混雑なし
ゴールデンウイークやお盆、年末年始など旅行シーズンのピークを迎える時期に、ニュースで流れる空港の混雑を覚悟して関空まで行きついたが、1月2日は予想に反し、空港はそれほど混雑しておらず。
事前に空港に送った荷物をピックアップしたらチェックインへ。
キャセイパシフィック航空のチェクインは自動化されていたが、預入荷物を2個預けるところ、1個ずつ手続きしなければならないのを知らず、2個同時に預け入れようとしてエラー。結局、地上係員に手伝ってもらうことになり、自動化の意味なし。
手荷物検査場もそれほど混雑しておらず、スムーズに。

今回はキャセイパシフィック航空のエコノミークラスに搭乗。また、同航空が加盟するワンワールドのステイタスを持ち合わせていないので、航空会社のラウンジは利用できず。
代わりにカードメンバーラウンジの「六甲」を利用。尚、このラウンジは2026年3月末で営業を終了し、2026年4月1日からは「NORTH LOUNGE」というクレジットカードラウンジが新たにオープン。
飲み物とお菓子だけの提供だが、静かに過ごせるラウンジは旅の心強い味方。
機体トラブルで出発遅延

今回のフライトは関空午後4時55分発、香港午後8時25分着の4時間30分。使用機材はA350‐1000
注意しなければならないのが、次便の香港からマニラ行きのフライトまでの乗り継ぎ時間が1時間40分しかないという点。まずは日本発の便に搭乗する上、乗り継ぎ便も同じキャセイパシフィック航空なので問題ないだろうと高を括っていたら、予想外の展開に…
午後4時20分、搭乗開始。搭乗口前には長打の列。グループ分けされた搭乗順。グループ6という、おそらく最後の搭乗となりそうな模様。
あまりの乗客の多さに、頭上の荷物入れのスペースがなくなってしまうのではという心配がよぎる。その心配は無用で、機内に入ると、自分自身の座席の上の収納スペースはまだ十分に空いていた。
午後4時45分、搭乗完了。エコノミークラスは2列の通路を挟んで3-3-3の座席。ほぼ満席。空港内はそれほど混雑していなかったので、ここまで満席近いフライトになるとは予想もしていなかった。
出発予定時刻までに飛行機の扉が閉まり、ここまでは完璧に近いオペレーションだったのに、なかなか飛行機が離陸する気配がない。

何を待っているのか分からない待ち時間ほど長く感じるものはない。しばらくして、ようやく機内アナウンスで水の供給にトラブルが発生しているため、離陸できない旨の知らせが入る。
結局、機体がプッシュバックされたのは午後5時48分、出発予定時刻より1時間ほど遅れ。さらに、離陸の順番待ちも重なり、関西国際空港を離陸したのは午後6時15分。1時間30分近く遅れている。
単純計算では、乗り継ぎ時間が1時間40分ほどしかないので、絶望的。しかし、同じキャセイパシフィック航空で乗り継ぐ上、同じ便から香港経由でマニラまで向かう乗客も一定数いるはずなので、香港~マニラ行きの便が待機してくれるだろうと、自分でコントロールできない時間の心配はよそに、機内エンターテイメントを楽しもう。
1本目の映画は「Shelf life」 世界のチーズ作りを紹介する一本。チーズの熟成と人間とのかかわりが興味深く、普段何気に食べているチーズにも、作り手の思いがどれだけ込められているのかに気付かされる。日本のチーズ職人も映画の中で登場する。
チーズの物語にのめり込んだせいか、上述の出発の遅れはそれほど気にならなくなる。むしろ出発が遅れたせいで2本目の映画に突入。
続いて選んだのはコメディー映画の「Good Fortune」 キアヌ・リーヴスが作り物の羽を背負って登場するシーンから1本目に観た映画とのギャップに、自らの選択とは言え、笑ってしまう。映画館でお金を出して観たいと選択肢に入る映画ではないかもしれないが、機内エンターテイメントで楽しむのには十分と思っていると、物語を通して、経済格差を是正する必要性、他人への慈悲の思い大切さなど、予想外に考えさせられるストーリーだった。
機内食はベジタリアンメニューを事前オーダー

機内食は事前にベジタリアンメニューを注文。他の機内食に先駆けて運ばれてきたのはよいものの、飲み物がなかなか運ばれて来ない。通常の機内食サービスのカートを待っている間に、食べ物が冷めてしまう。
メニューは、白米に大豆肉の八宝菜のような炒め物、サラダとフルーツ。白米があるのに、パン要りますか?という毎度の疑問はさておき、全体的に味付けが薄く感じた。普段は薄味好みだが、それでも物足りなさを感じてしまうくらい。
隣の乗客の機内食にはデザートとしてアイスクリームが付いている。キャビンアテンドを呼び止め、アイスを頂けないか尋ねると、ベジタリアンメニューには付いていないと一蹴されてしまう。1個くらい余分はあるだろう?なんとも塩対応。
気落ちしている様子を見せつけていたわけではないが、あとから別のキャビンアテンドがアイスクリームをもってきてくれ、特別食をオーダーしていたので、アレルギーを心配してアイスクリームを提供しなかったと説明された。
事情はともあれ、アイスが頂けたので問題はない。
出発は大幅に遅れたものの、香港に着陸したのは午後9時16分。次便のマニラ行きが午後10時5分出発なので、おそらく乗り継ぎできるだろうという楽観的な思考に変わり、機内を後にする。
香港~マニラ行きに続く。

