マニラ生活のスタート 

フィリピン

予想していなかったフィリピンでの駐在が決まり、マニラでの生活がスタート。留学や仕事などで海外で暮らすのは9ケ国目となり、アジア圏内なので新生活に適応するのにもそれほど時間はかからないだろうと高を括っていた。しかし、新生活の立ち上げは、事前の準備不足もあり、出だしから躓く羽目に。

マニラの気候は予想よりも快適

これまでの人生で、旅行や移住などの選択肢としてフィリピンを考慮したことは一度もなかった。フィリピンとの縁は、パプアニューギニアに駐在した際に、フィリピン航空を利用したくらい。トランジットで立ち寄ったマニラは、ホテルで過ごしただけで、街の記憶もぼんやりとしか残っていなかった。

しかし、4月頃だった当時、大きな荷物と共に、空港からトランジットホテルに向かうだけで汗だくになった記憶だけは鮮明に残っていた。東南アジア独特の高い湿度に不快にさせられたものだ。

そんな思い出だけでマニラに到着すると、12月は雨季に終わりを告げ、乾季に向かうせいか、あのジメジメしたマニラの気候の記憶とは違い、からっとした気候で、予想よりも快適。

寒さよりも暑さの方に耐性があるので、12月の時期にTシャツ1枚で快適に過ごせるマニラは、それほど悪くはない。駐在生活を左右する3つの要素である、気候、人、食べ物のうち1つ目の天気がクリアされたことで、先行きに明るさが見えたような気がした。

まだまだ蔓延る現金払いのみ

マニラに到着した翌日は、勤務先の忘年会のようなパーティーで1日イベント。よって着任の事務手続きは実施されず。おまけにさらにその翌日から3連休。

着任前の最後の準備で少し疲労が蓄積されていたので、ゆっくりと休めるのはありがたい。しかし、SIMカードもなければ、住居にWi-Fiもなし。通常は、着任時に一時しのぎの現金が給与から天引きされて手渡されるが、それも休日のため、手配なし。よって手元にあるのはクレジットカードのみ。

疲れた体をリラックスさせようとマッサージ店に向かうも、多くの店舗は現金かQR決済のみ。せっかくリーズナブルな値段で足つぼマッサージが受けられると期待したのに、クレジット払いができずに断念。その後、生活してみても、マッサージはクレジットカードを受け付けない場所がほとんどであることが判明。

e-SIMもうまく機能せず、配車アプリも使用できなかったため、行動範囲は徒歩圏内に制限され、せっかくの駐在生活スタートの連休も、遠出はできず。

何とか知人に少し現金を貸してもらい、最低限の雑務をこなす。

クリスマスのマニラは避けるべし

手持ちの現金もなく、配車アプリも使えないので、初っ端からフル稼働とはいかず。生活基盤を整えるべく、徒歩圏内のモールで生活必需品を揃えようとすると、モール内はありえない人込み。フィリピンの景気はそれほどよいのか?と錯覚されられたが、実は12月は一大イベントのクリスマス。

資本主義の一面を見せつけられる、旺盛な消費意欲に掻き立てられるフィリピン人たち。モールは混雑し、モールに向かう道は大渋滞。

クリスマスのほとぼりが冷めるまでは、しばらくは行動範囲を制限しながらマニラでの駐在生活がスタート。

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