暮らすように旅するスイス#7 観光しない日々のスイスでのローカルライフ

スイス

3年ぶり4度目の訪問となったスイス。夏のヨーロッパ旅の一環として親友を訪問するのをメインにして、細かい旅の日程は立てずにスイス滞在をのんびり楽しむ。親友が旅行で留守にする間も、ホームステイをさせてもらい、観光をしないスイスでのロカールライフの過ごし方を紹介する話。

スイスチョコを味わい尽くす

スーパーのチョコレート売り場

スイスと言えば…思い浮かべるモノは人それぞれかもしれないが、真っ先に頭に浮かぶのはチョコレート。毎回、スーパーのチョコレート売り場を巡るのが楽しみの1つ。

たとえどんな小さな町のスーパーでも、チョコレートコーナーが充実しているスイス。日本では見かけないブランドのチョコレートも多く、見ているだけで気分が上がる。

チョコレートの大人買い

思う存分スイスチョコを堪能したいところ。しかし、世界的なカカオの値上げは、スイスのチョコレート産業も影響から逃れられず。ダブルパンチとなるかのような円安スイスフラン高。

2022年のスイス訪問時は、スーパーのプロモーションで、大好きなリンツボールのチョコレートが安く買えた記憶があったが、もはや古の出来事。

よって、今回の滞在では、食べてみたいチョコレートを優先することも去ることながら、プロモーションにも目を光らせてチョコレートを大人買い。

コーヒーブレイクのお供のチョコレート

のんびりと親友宅で過ごす午後のコーヒーブレイクに、スイスのチョコレートを味わう至福のひと時。チョコレートを堪能している瞬間は、まるでスイスに暮らしているような錯覚に陥る。

スイスワイン&シャンペンで猛暑に立ち向かう

普段はそれほどアルコールを摂取しないが、この夏は例外。欧州の暑さに対峙するべく、体を冷やす目的で一体何杯もの白ワインを飲み干したことだろうか?

スイスもワインの生産国だが、量が少ないため輸出に回ることはほとんどなく、なかなかスイス国外で味わう機会は少ないのが実情。

総じて物価の高いスイスにあって、自国のワインはリーズナブルな価格帯のものもあり、気軽に楽しめるのは嬉しいポイント。

気温の上がる午後、親友宅のテラスに出て、遠くの山脈の景色とともに、シャンペン、白ワインを味わいながら過ごす。湿度が低い分、エアコンが必要になる暑さではない。テラスで風を感じながらワイングラスを傾ける、なんとも優雅な時間。

休暇から戻ってきた親友は、開けられたワインボトルの数に驚いて、パーティーでもしたの?苦笑い。たしなむ程度しか飲まないのを知っている仲だが、異常なスイスの暑さに、ついついキンキンに冷えたシャンペンや白ワインに手が伸びてしまったことを理解してくれた。

スイスの澄んだ空気の中で体を動かす

スイスの山々を眺めながらの朝のストレッチ

旅行中とは言え、毎日の日課は欠かせない。朝起きたら、ストレッチと腹筋運動。いつもは習慣化されたルーティーンに、何の感情もなく取り組んでいるが、所変われば、気分も変わる。

日中は、憎いくらいの猛暑のスイスだが、朝は夏といえどもひんやりとした空気が漂う。テラスに出ると、新鮮な空気が体の中に取り込まれるだけで、体にエネルギーがチャージされたかのように感じられ、ルーティーンの運動にも意欲的に取り組める。少し動いても、汗ばむことない気候が最高。

のどかな風景が広がるスイスの地方

気分がよいときは、そのまま親友宅の村の周辺を散歩。日常生活ではまず実践しない朝の散歩。しかし、スイスという土地が、体を動かさせている。

こんなのどかな風景が広がる場所であれば、散歩に出かけたくなるのも頷けるだろう。

自炊はチーズフォンデュから韓国料理まで

ヨーロッパ旅の途中に、親友を訪問するのが目的だったスイス旅。数日くらいの滞在を想定していたが、あれよこれよというまに10日以上も滞在することに。

親友も、もう友達が来たというより親戚の人が家にいる感覚に近いと苦笑い。特別な食事のために外へ出かけるのではなく、おうちごはんで過ごす。例えば、スイス料理の代表格、チーズフォンデュ。

チーズフォンデュはこんな暑いときに食べるモノではないけれど、せっかくスイスにいるんだから、スイスらしい食事も食べないとということで、親友が準備してくれた。

熱々のチーズが体の中から温めてくれるチーズフォンデュは、言われてみれば、暑い夏には不向きなのかもしれない。

それでも夕方から夜にかけては気温が落ち着くスイスでは、涼しさの中でチーズフォンデュを味わうのも悪くはない。

スイスで作る韓国料理

以前はそれほどアジアの料理に関心があるように見えなかった親友だが、パントラリーにはアジア食材がストックされているのを見て驚く。なぜなら、いつからか Kドラマにどっぷりはまり込んでいる模様。

日本料理ではないが、せっかくなので、アジア料理も食べてみようということで、チャプチェに挑戦。

初めて自分で作ったチャプチェだったが、思いの他、うまくできて、親友の家族も喜んで食べてくれた。こうして旅の途中でも、日常生活のように、料理をして一緒に食卓を囲む時間を持て、まさに暮らすように旅している瞬間を味わう。

週末のルーティンに同行

世界でも最も物価の高い国の1つのスイスは、平均年収も高いが、かといって週末はショッピングモールでラグジュアリーな買い物三昧というわけではない。

ごみのリサイクルセンター

親友の週末のルーティーンは、まずごみのリサイクルセンターに出かけて、ごみを片付けてからスタートするようだ。

上述のように、スイス滞在中に飲み干したシャンペンとワインのボトルの後処理も兼ねて同行する。

コルクやコーヒーカプセルの分別

何度も繰り返すように、ドイツ語の知識はゼロだが、幸いアルファベットなので、何のごみの分別かは想像がつく。

ワインのコルクやコーヒーカプセル、ビン、など細かく分類してリサイクルしている。

通りでごみをほとんど見かけないスイスの街並みの美しさは、こうした住民のリサイクル、ごみの分別処分の意識の高さからきているのかもしれない。街の美化だけでなく、サステイナブルな社会につなげるための習慣を垣間見る。

最後にスイスを去る前、親友の両親を訪れる。

白ワインを飲みながら、こんなに暑い夏はスイスらしくないとお手上げ状態と、しばし談笑。

3年ぶりのスイス訪問は、観光をしない時間の方が多く取れ、文字通り、10日ほどの暮らすように旅をすることができた。その間に、スイスチョコレートに、シャンペン、白ワインを味わい尽くし、おうちごはん時間で充実した食生活も送ることができ、ミッションコンプリートでスイスを後にする。

タイトルとURLをコピーしました