EVA航空ラウンジ@台湾桃園国際空港

ラウンジ

フランスから台湾を経由して日本へ帰国する際、乗り換えのために台湾桃園国際空港のEVA航空The Starラウンジを利用したときの話。

朝から満員御礼のラウンジ

パリから台北への便は午前7時に到着。次の大阪行きの便は午後1時出発なので5時間ほどゆっくりくつろごうとEVA航空のThe Satラウンジに向かう。まだ午前8時前というのにラウンジの受付に着くや利用客の出入りが激しい。このラウンジは午前4時30分から営業しているようで、中に入ると座席を見つけるのに苦労するくらいの人、人、人。午前中に出発する便が集中しているせいだろうか。とてもゆっくりくつろげる雰囲気ではない。

シャワーの利用制限時間はわずか20分!!

シャワー利用のために渡されたカード 20分まで!

混雑から逃げるべく、先にシャワーを浴びることにしよう。パリから台北は12時間を超えるフライトだったので、さっぱりしたい。ラウンジの受付でシャワー室の利用希望を伝えると利用カードを手渡される。そこには制限時間20分!と書かれている。

時間制限が設けられたラウンジのシャワーに出会ったのはこれが初めて。利用客の回転率を上げるには効果的なのかもしれないが、20分はなんとも短い気がする。

シャワー室に入室して例の20分利用制限時間カードを差し込むと室内に明かりが点灯。トイレにはウォシュレット!! 久しぶりの“再会”に便座に座って使用したい衝動に駆られるも、いかんせん20分しかない。ドライヤーも目に付いたので、頭を洗って乾かす時間を考慮すればそれだけで制限時間いっぱいになってしまう。ウォシュレットは断念。

シャワー室のアメニティは、洗剤やシャンプーはロクシタン、コットンやブラシは金色のパッケージで豪華な感じだが、そんなことに感動している場合ではない。なにせ20分しかないのだ。

時間に気を付けながらも、ドライヤーで頭を乾かしているとなんだかんだ時間は過ぎ、結局20分を超えたような気もしたが、電源が落ちて真っ暗になるということはなかった。この20分というのは目安にすぎないのか。

満員の利用客はいづこへ?

どこかノスタルジックな雰囲気のラウンジ

シャワーを浴びてラウンジ内に戻ると、先ほどまでの満員御礼状態だった室内には閑古鳥が鳴いている状態。一体、いづこへ?突如として貸し切り状態になってしまい、図らずも静かにくつろげる空間になった。午前中にアジアを中心に出発する便が集中しているのだろう。

さすが台湾 飲茶メニューにハーゲンダッツまで

ラウンジ内が静かになったところで食事を頂こう。フランスを出発してから半日以上が経ち、時差ぼけもあるので、もはや胃が欲しているのが朝ご飯なのか昼ご飯、あるいは晩ご飯なのか分からなくなる。

時差ぼけはともかく、台湾時刻はまだ午前なのでラウンジで提供されているメニューは朝食。蒸篭が目に入ってきただけで、テンションが上がる。さらに、胃に優しいお粥まである。さすが台湾のラウンジ。

飲茶に豆乳、台湾らしい朝ごはん

お粥にトッピングを乗せて暖かい豆乳をグラスに注いでいるとアジアに帰ってきたなとしみじみ。食事の味も申し分ない。

胃を労わった食事に徹するはずが、目に飛び込んできたのはハーゲンダッツのアイスクリーム。しかも自分で自由にすくえる様式。マンゴー、抹茶、チョコレートにコーヒー味。結局、全ての味を1スクープずつ頂いてしまう。デザートは別腹と言い聞かせながら。

午前中は、飲茶を中心としたメニューだったが、正午くらいには昼食のメニューに変わって、ご飯や炒め物などのメニューが運ばれてきた。

ラウンジの昼食メニュー

この昼ご飯もアジア感が全面に押し出されていて食欲をそそられたが、これからのフライトで機内食も提供されるので、ここはおとなしく眺めるだけにしてラウンジを後にしよう。

The Starラウンジは、朝の混雑具合とシャワー利用制限時間20分の洗礼から始まったが、午前中の便を利用する乗客が去ったあとは、ゆっくりと食事を頂きながらくつろぐことができた。強いて注文を付けるならば、もう少しリラックスできるような椅子の配置が欲しいところ。

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