旅先で観光客を魅了する1つのアクティビティ、展望スポットからその都市の全容を眺めること。古き良き歴史的建築物と金融街を中心に新しいビル群が併存する欧州でも指折りの大都市のロンドンは、街歩きを通してその雰囲気を味わうのもよし、展望スポットで空からロンドンを見渡すのもよし。
代表的な展望スポットである「Sky Garden」と「Horizon 22」を比較しながら、ロンドン市街の展望の楽しみ方を探る。
無料で楽しめるアクティビティ

ニューヨークやドバイなど世界の名だたる大都市の展望スポットは、入場料がかかり、割高なことが多い。その点、ロンドンのこの2つのスポットはいずれも無料なのが嬉しいポイント。
ロンドンほどの都市であれば、入場料を課しても、ある程度の需要がありそうだが、博物館や美術館だけにとどまらず、無料ですべての人に等しく開放している施設が多いのも、イギリスに思いを寄せる理由なのかもしれない。
入場料は無料だが、事前に予約が必要。「Sky Garden」「Horizon 22」ともオンラインからチケットを予約できる。注意が必要なのが、予約するタイミング! Sky Gardenは訪問を希望する日の3週間前、Horizon22は毎週月曜日に2週間先までのチケットの予約ができるようになっている。
どちらの施設も予約なしで当日のWalk inも可能とはなっているが、入場数に制限があるため、入場が100%保証されるというわけではない。
ロンドンの変わりやすく雨の多い天気を考慮すれば、当日の天気を見て展望スポットに向かいたいのが本音だが、確実に訪問できるようにするためには、天気は読めなくても、事前にオンラインで予約しておくほうがベター。
一旦、予約を確保てしまえば、時間は少し柔軟。どちらの施設も予約時間の30分前に到着したが、入場させてくれた。
高さはHorizon22が圧倒

展望スポットという施設の特徴から、高さを単純に比較すると、Sky Gardenが地上約155メートル、Horizon22は地上約254メートルと後者が圧倒。エレベーターの階数では前者が35階、後者が58/59階に相当する。

見える景色を単純比較しても、その高さが変わるため、一目瞭然。

テムズ川に架かる跳開橋のタワー・ブリッジの大きさを比較すれば、2つの展望スポットの高さの違いが分かるだろう。

また、両施設は徒歩圏内にあり、Horizon22からの眺望は、Sky Gardenを見下ろす形となっている。


いずれの展望スポットからも、ロンドン橋やロンドン塔、ロンドン市内中心部をうねるように流れるテムズ川の全容が楽しめる。
しかし、展望スポットならではの、圧倒的な高さからのインパクトを求めるならば、Horizon 22に軍配が上がる。よって、2つの施設を1日ではしごする場合は、Sky Garden、Horizon 22の順に訪れて、高さを上げた方が、感動も引き上げられるだろう。
ロンドンの景色を眺めながらのチルはSky Garden
高さではHorizon 22に分が上がる一方、ロンドンの展望を眺めながら、ゆっくりと時間を過ごす目的の場合はSky Gardenがおすすめ。

展望スポットの名前にもなっている通り、ガラス張りの空間には、緑豊かな植物が配置され、とても高層ビルの中の展望スペースとは思えないくらい。
また、Sky Gardenには、レストランやバーもあり、ロンドン市内の眺望を楽しみながら食事やドリンクを味わうこともできるのが特徴。


一方のHorizon22は、展望スペースにはカフェはあるものの、こじんまりとした雰囲気。緑あふれるSky Gardenに対して、やや殺風景な印象は拭えない。

Horizon 22は飲み物や食事を楽しみながら長居できるような場所とは言い難い。その分、訪れた日には、Horizon 22の方が人が少ない印象。混雑を避けて、静かにロンドンの景色を堪能したい場合は、Horizon 22がおすすめ。
Sky GardenとHorizon 22 それぞれの施設の特徴を比較しながらみてきたが、目的に合わせて、ロンドン滞在中に1つの施設に絞るもよし、前述のように、両施設は徒歩圏内なのではしごして訪れるのもよし。
いずれにしても、どちらの施設とも無料なので、ロンドンのビューを楽しまない手はない。
