2025年に両親の記念日を祝うためにハワイを旅行したのを機に、それまではコロナの影響から海外旅行には後ろ向きだった家族が、以前のように旅への情熱を取り戻したよう。
パンデミックの前に計画して実行できなかった旅の1つがシンガポール。目的は至ってシンプルで、マリーナベイサンズにあるインフィニティプールで泳ぐというもの。
リタイヤ生活を送る両親に加え、仕事をする家族も参加するため、2泊4日で週末シンガポール旅を計画。今回は、その弾丸旅行の準備を紹介する話。
高嶺の花・マリーナベイサンズ

今回の旅の最大の目的は、シンガポールのアイコンと言っても過言ではないマリーナベイサンズのインフィニティプールを訪れること。コロナ禍以前は、マリーナベイサンズの宿泊料金は驚く値段ではなかったが、最近のインフレや旺盛な旅行需要のせいか、もはやお手軽な宿泊費ではない。
Booking.com などの宿泊サイトとマリーナベイサンズのサイトで料金を比較すると、それほど値段は変わらず、後者の方が割安な料金が表示されているケースもあったので、ホテルのサイトから直接予約。一定期間、無料でキャンセルもできるということで、急な仕事で旅行に変更が必要となった場合には対処しやすい点も安心。
今回の旅のメンバーは大人5人ということで、サンズ・プレミアムルームを2部屋、それぞれ3人と2人に分かれて2日間宿泊。気になる料金は3人で利用した部屋は2,673.78シンガポールドル、もう一方の2人で利用した部屋は2,206.16シンガポールドル、合計4,879.94シンガポールドル(=約56万円)
マリーナベイサンズの宿泊費だけでも結構なお値段。世界的にこのホテルの人気が高まっている上、為替相場での円安も響く。足下の為替レートは1シンガポールドル=114円前後。初めてシンガポールを訪れた数十年前は1シンガポールドルが60円台だったような記憶があるが、もはや古き良き思い出。
後述することになるが、早朝に到着するため、アーリーチェックインのリクエストを送る。模範解答のように、当日の空室状況によって対応させていただくとの返答。当日はどうなることやら。
宿泊関連では、マリーナベイサンズのアプリをダウンロードしておくと便利。Sands Life Style と呼ばれるプログラムは、ショッピングなどで還元があり、次の買い物の代金の割引に利用することができるのでお得。
フライトはシンガポール航空の深夜便

出発地となる大阪からシンガポールまでは、ScootやPeachなどLCCが直行便を運航しており、割安な航空券を見つけることができる。
しかし、今回の旅は、仕事のある家族メンバーも参加するということで、金曜日の仕事終わりに出発、月曜日に有給を取得して、2泊4日のスケジュール。
Scoot は午後3時台に出発なので選択肢から外れ、Peach は午後7時と、仕事が終わって空港に直行してもギリギリ間に合うかどうかというところだったので、午後11時出発の便があるシンガポール航空に。
若くはない両親を連れての旅は、LCCよりもフルキャリアの方が無難でもある。
復路は、朝ゆっくりと過ごしたいので、午後2時台のフライトに決定。シンガポール航空のように1日複数便運航していると、選択肢の幅が広がるのでありがたい。
ホテル同様、スカイスキャナーなどのサイトとシンガポール航空のサイトの料金に大差はなく、航空会社のサイトの方が、変更やキャンセルなどを柔軟に選択できるので、そちらから予約。
到着72時間前から電子入国カード申請、そのほか海外旅行保険
シンガポール入国に際しては、入国3日前から電子入国カードをオンラインで申請する必要がある。費用は無料(2025年8月現在)
電子入国カード(SG Arrival Card)は、シンガポール政府当局のImmigration and Checkpoints Authority(ICA)のホームページ上で手続きが必要。
サイトから氏名、パスポート番号、滞在先、入国日、渡航目的などを入力して申請すれば、指定したメールアドレスに登録完了の通知が届く仕組みとなっている。
後は、任意ではあるが海外旅行保険。特に、両親を連れての旅行は、病気やケガのリスクが高まるので、バラ掛けで、入院・治療費を重点に保険にも加入しいておく。
よく利用するのは損保ジャパンの新・海外旅行保険 off 保険会社としてはパッケージタイプのものを販売したい意図があるせいか、バラ掛けのページを見つけるのに手間がかかるが、必要なものだけを選択して費用を抑えるためにも、バラ掛けが賢明な選択。
10年ぶりの同窓会
家族旅行の準備は、1人旅と比較すると、その処理量が増えるため、何かと慌ただしくなる。
そのせいか、出発直前まで、大学院時代にシンガポール人の同窓生がいたことを失念していた。唯一の連絡手段はメッセンジャー。フェイスブックを開くと、時折家族との近況をアップしているので、メッセージが読まれることを期待して連絡を取る。
1日も経たないうちに、是非再会しようとの返事。さらに、別の同級生も、現在シンガポール在住ということで、3人で10年ぶりの同窓会を開くことに。
2泊4日の弾丸旅とは言え、何かと準備はいろいろと手間がかかる。しかし、旅は、始まってしまえば一瞬で過ぎ去るもので、あれでもないこれでもないと色々熟考しながら準備をしている時間が、一番楽しめるのかもしれない。