マレーシアでの何もしないバカンスも終わり、日本への帰国日を迎える。搭乗する飛行機は午前7時15分発ということで、午前3時45分にクアラルンプール市内中心部のホテルを出発し、午前4時40分に空港到着。早起きはいつも辛い。
チェックインを済ましたら出発までマレーシア航空のゴールデンラウンジで早起きの体を休めてあげる。
内装のリノベはなし

クアラルンプールからは、全日空ANA便に搭乗するが、マレーシア航空のゴールデンラウンジの利用が可能。ANAはスターアライアンス、マレーシア航空はワンワールドとそれぞれ異なるアライアンスに属しているが、両社でラウンジの利用協定が結ばれている模様。
前回、マレーシア航空のゴールデンラウンジを利用したのは2024年、その際のブログ記事はこちら。最後の訪問から1年ほどの時間しか経っていないので、ラウンジ内の様子は大きく変わっておらず、リノベーションなども実施されていないようだ。

朝の早い時間帯ということもあり、利用客はまばら。広いラウンジがより一層大きく見える。
ラウンジ内はそれぞれのゾーンで、食事を楽しむ場所、ワークスペース、テレビ鑑賞などの目的別に分かれている。
ホテルの朝食ブッフェの開始前にチェックアウトをしなければならなかったが、スタッフが気を利かせて、朝食ボックスを持たせてくれた。ラウンジで朝ごはんが食べられるので、その朝食ボックスはチップ代わりにタクシーの運転手にお裾分けして、ラウンジ飯を頂く。
朝から充実のラウンジ飯メニュー

ラウンジによっては時間帯別に朝食、昼食、夕食とメニューを変更する場所もあるが、このゴールデンラウンジは朝からフル稼働。朝食にぴったりの軽めの食事から、ガッツリ飯まで幅広いラインナップ。

機内食が提供されることを考慮して、軽めにラウンジ飯を頂こう。

果物、サラダ、ヨーグルトで朝ごはん。まだ胃が活発に動き始めていない感じがするので、これくらいの軽めの食事が最適。
これで終わらせるべきだったが、どうしても気になる一品に手が伸びてしまった。

葉に包まれた握り拳サイズの食べ物。ちまきか、野菜か何かが入っていると思い手に取ると、ずっしりとした重量。それもそのはず。
料理の説明には「Nasi Lemak Daun Pisang」と表示されている。マレーシア語は分からなくても、Nasi=米 ぐらいは想像がついたが、早朝ということで頭が働かず。
一旦手に取ってしまったので、返却するわけにもいかず、そのままテーブルへ。
軽く済ませるはずのラウンジ飯が、このNasi Lemak Daun Pisang によって一気にボリューム感が増すというオチ。
マレーシア航空のラテアートでおもてなし

Nasi Lemak Daun Pisangでお腹いっぱいになってしまったので、食事は終了してコーヒーで一服。コーヒーマシンもあったが、カウンターでカフェラテを注文すると、マレーシア航空のマークのラテアートを施してくれた。マレーシア航空を利用するわけではないが、マレーシア最後のひと時に、素敵なおもてなし。

コーヒーで目を覚ます意図もあったが、ご飯のせいか急激な眠気に襲われる。
ゴールデンラウンジ内には「Nap Area」と称して、ソファーベッドに横になって仮眠を取れるスペースも設置されている。
朝一ということで仮眠室にも空きがあったが、このままここで眠っては、寝過ごす可能性もあるため、仮眠は断念。
出発直前までポッドキャストなどを聴きながら時間を過ごして、帰国便への搭乗のため、ゴールデンラウンジを後にする。
朝の早い時間帯しか利用したことがないが、ラウンジの広さの割に、利用客はそれほど多くなく、前述のように、時間帯によらず、食事メニューも充実しているので、フライトまでくつろぐのには最適なラウンジの1つ。