2025年のヨーロッパ+α 旅の計画

ベネズエラの任務が終了した後、2025年末までしばらく休暇に充てようと考えていたが、その前に次の任務に向かうオファーが来た。3ケ月ほど先だが、暑い夏の日本で待機する気にはなれず、ヨーロッパ+α の旅を計画。主な目的は i. サンティアゴ巡礼 ii. 欧州在住の友人訪問 iii. 行ったことのない国を訪問の3つ。

仕事から離れて少しの間、大人の夏休みと称して旅人生活に戻る。

人生のToDo リスト-サンティアゴ巡礼に挑戦

サンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂

まず初めの目的は、スペインの北西部にあるサンティアゴ・デ・コンポステーラを目指す巡礼の旅。フランスやスペイン、ポルトガル、スイス、イギリスなど実に様々な国からいくつものルートがあり、徒歩のほか、自転車でも巡る道のりがある。自らの人生のTo Do リストの1つであったこのサンティアゴ巡礼に、休暇を利用して挑戦することを決意。 

そもそも、サンティアゴ巡礼との巡り合いは大学生の時に初めてスペインを訪れた時にまで遡る。マドリッドやバルセロナ、セルビアなど主要な観光都市に加え、北西部のサンティアゴ・デ・コンポステーラを訪れた際、大聖堂の前に、バックパックを抱え、杖を持った人たちを何人も見かけた。

初めは、自分と同じようなバックパッカーと思ったが、何人かと話をすると、ある人はフランスから、ある人はスペイン南部のアンダルシアから、皆、歩いてここまで辿りついたというではないか。その時に、初めてサンティアゴ巡礼の存在を知り、いつか自分も挑戦してみたいと、人生のTo Doリストに加えたのが起源。

数週間から数カ月に及ぶ巡礼は、長いバカンスを取得できるヨーロッパ人ゆえに楽しめるものと思っていたが、気がつけば、自分自身の人生も時間に融通が利くようになってきたので、この機会を活かそう。

ヨーロッパで友人訪問

ストックホルム市庁舎

サンティアゴ巡礼を決意したら、舞台となる欧州に住む友人達に連絡。夏休み時期ということもあり、家を空ける期間もあるが、ほとんどの友人が、予定をうまく調整して会おうと返答してくれた。

ポルトガル、スペイン、スイス、スウェーデン、イギリスとそれぞれの国にいる友人を訪問する計画。3カ月ほどの予定を事前に詳細まで詰めるのはストレスなので、大体の時期と、会えたら会おうくらいのスタンスに留めて置く。友人の中には、自宅への宿泊を申し出てくれるケースもあったので、お言葉に甘えてホームステイもさせてもらおう。

行ったことのない国を訪れる!

カーボベルデ・サル島のビーチ

これまでの旅人人生で約70の国と地域を訪れることができた。以前は、その数を増やすことが目的で、短い滞在期間でも、できるだけ多くの国を訪れようとしてきたが、旅のスタイルが変化し、今はそれほど数にはこだわりはなくなった。

ただ、漠然と切りの良い100ケ国、世界の半分くらいを、人生の中で訪れることができたらいいかなというくらいのスタンス。

今回の旅では、元の同僚を尋ねるためにスウェーデン、さらにイベリア半島から大西洋に浮かぶ島国・カーボベルデの2カ国を初めて訪れてみよう。

一体どんな出会いや景色が待ち受けているのか。

それぞれの国での旅の様子やサンティアゴ巡礼をこれから少しずつ紹介していく。

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