シンガポール週末弾丸旅も終わり、日本への帰国日を迎える。往路と同様にシンガポール航空のエコノミークラスを利用して、チャンギ国際空港から関西国際空港までのフライト。シンガポール航空にしては珍しい、出発及び到着に遅延が発生したフライトの搭乗記
オンラインチェクインでチェクインカウンターをスルー
帰国便はシンガポールのチャンギ国際空港を午後2時10分発、関西国際空港に9時35分到着の6時間25分のフライト。使用機材はボーイング787-10
空港に向かうタクシーの中、運転手がチャンギ国際空港は第5ターミナルの建設中ということを教えてくれた。チャンギ国際空港のサイトにも新しいターミナルのプロジェクトが説明されている。ハブ空港として、国際的な競争を勝ち抜くための投資。シンガポールの開発は留まることを知らないようだ。
弾丸旅行中、大きなお土産を買うこともなかったので、日本からシンガポールまでの道のりと同じく、機内持ち込み荷物だけ。空港に到着したら、事前にオンラインチェックインを済ませておいたので、チェックインカウンターはスルーしてそのまま保安検査及び、出国審査へ。
シンガポール航空ラウンジで軽いラウンジ飯

出発までは、スターアライアンスゴールド資格を利用して、シンガポール航空のKris Flyer Gold Loungeへ。
ターミナル2にあるこのラウンジの難点は、トイレがラウンジ内ではなく、受付の外にあるという点。シャワーもない、コンパクトなラウンジ。
今回は、空港までタクシーを利用し、汗だくで空港に到着したというわけでもなく、シャワーの利用は不要なので、このラウンジでも問題はない。

ホテルの朝食ビュッフェを済ませてからは、昼食を取っていなかったので、ラウンジ飯でランチ。メニューも昼食の時間帯で、しっかりとしたおかず系の品揃えが充実。

機内食が提供されることを考慮して、ラウンジ飯はスープと麺など軽めに済ませておく。
出発の遅延、最終的に1時間遅れでの関空に到着

出発1時間前の13時10分に搭乗ゲートへの入り口が開く。ここで再び保安検査。よって液体などはここで没収されてしまうので注意が必要。
搭乗口の待合席にはトイレもないので、トイレに立つ場合には、再び保安検査が必要となり少々不便。
搭乗口への案内は定刻通りだが、出発時間が迫っても搭乗が開始されない。どうやら使用機材の電気系統にトラブルがあり、給水システムが作動していないため、出発が遅れるとのアナウンス。
シンガポール航空はこれまでにも何度か搭乗してきたが、世界No.1の航空会社とも称されるだけあり、定時運行にも定評がある。機材のトラブルとはいえ、珍しい遅延。
結局、搭乗が開始されたのは午後2時35分。さらに、滑走路内での離陸の順番待ちのため、飛行機がプッシュバックされたのは午後3時20分。
この時点で1時間ほどの遅延になることを覚悟。日本に到着するのが夜なので、この遅延はあまり好ましくない。
エコノミークラスは3-3-3列の配席で、日本からの便は空席も目に付いたが、シンガポール発のSQ622便のエコノミークラスはほぼ満席。
離陸から2時時間ほどで、機内食のサービスがスタート。出発が遅れたが、機内食は夕食としては丁度よい時間帯に。

機内食はチキンパスタを選択。トマトソースの味付けがしっかりとパスタに絡み、味には問題なし。パスタのメインにパンという別の炭水化物。さらにクラッカー。付け合わせはお蕎麦。
サラダやフルーツ、デザートがないのが残念。南国のシンガポールなので食中毒の発生を警戒しているのだろうか。シンガポールの経済力やロジスティクスを考慮すれば、適切に温度管理されたバライエティが豊富な機内食を提供できるような気もする。メインのパスタは◎として、機内食全体のバランスは改善の余地ありといったところ。
1時間の出発の遅れがそのまま到着時間の遅延にも繋がり、関西国際空港には午後10時15分に到着。2泊4日のシンガポール週末弾丸旅行が終わりを迎えた。
ANA917マイルを獲得


シンガポール航空はANAと同じくスターアライアンス加盟社。今回のフライトもANAマイルを登録して、エコノミークラス Kクラスで、シンガポールから関西国際空港まで917マイルを獲得。
夢のマイルでファーストクラスへの道のりは続く。