アフタヌーンティーで優雅に過ごすシンガポール週末弾丸旅

シンガポール

シンガポール週末弾丸旅の2日目のメインイベントはアフタヌーンティーを体験すること。マリーナベイサンズ内のTWGティーガーデンは、午後2時からティータイムと称して、アフターヌーンがスタートするので、それまではフリープラン。まずは、ホテルの朝食で一日をスタートさせる。

マリーナベイサンズの朝食会場は2カ所

マリーナベイサンズの朝食付きプランで最もスタンダードな部屋に宿泊すると、利用できる朝食レストランは2カ所。ホテル1階のロビー内の「Rise」かタワー2の57階にある「Spago」前者はブッフェ形式、後者はアラカルトメニューから選択する形式。

2日間の滞在なので、それぞれのレストランで朝食を取ることができる。最終日は、フライトの時間もあるので、ブッフェ形式の方が食事を待たなくて済むので、この日はSpagoで朝食。

マリーナベイサンズのシンボル・インフィニティプールの向かいSpagoは位置しており、開放的な雰囲気の中で食事を楽しむことができる。

健康を意識して、スターターは果物、メインプレイとはヘルシーボールならぬものを注文。

野菜、キノコ類、卵と、確かに健康にはよさそうだが、感動するような美味しさではない。

アボカドサンド

それぞれ別々のメニューを注文した家族の中では、ポーチドエッグが食欲をそそる見た目のアボカドサンドが一番美味しそうだった。

デンプシー・ヒルへショッピング

ドーバーストリートマーケット

朝食を済ませたら、アフターヌーンティーまでの予定を考える。

個人的には、旅行中にショッピングの予定は入れないスタイルだが、買い物が好きという家族がいれば話は別。

開発の勢いが止まらないシンガポールにあって、レトロな趣を残すデンプシー・ヒルへ。緑が多いせいか、体感気温が少し下がったような気がするが、照り付ける日差しは相変わらず強いまま。

コムデギャルソンのファンである家族の目的を叶えるため、ドーバーストリートマーケットを訪問。ギャルソン以外にも、フィービー・ファイロのコレクションも取り扱っており、広い店内をゆっくりと見て過ごす。

アフターヌーンティーは午後2時スタートなので、頃合をみてマリーナベイサンズへ戻る。

優雅なアフターヌーンティータイム

TWG Tea Garden

シンガポールではアフターヌーンティーが楽しめる場所がいくつかあるが、宿泊しているマリーナベイサンズに近いという理由で、施設内のTWGに絞る。

ホテルに隣接するモール内のTWG Tea Garden では午後2時からティータイムがスタートするが、予約は受け付けないので、来店した順に席へと案内される仕組み。

ティータイムを前に、すでに店内のティーサロンでは、ランチを過ごしているお客さんの姿。ティータイムの開始まではまだ45分ほどあるが、店内には空席のテーブルも。

中に入って、紅茶を飲みながら過ごして、ティータイムになったらアフターヌーンティーメニューを注文することができるような気もしたが…。

ダメもとで、店員さんに尋ねると、模範解答通り、ティータイム利用の場合は、午後2時からしか席に案内できないとのこと。融通を効かせるよりも、規律を重んじる雰囲気。さらに、この日は日曜日。混雑が予想されるのだろうか。

さすがに、壁で仕切られていない店内の前で、45分も待つのも気が引ける。店員さんは1時45分くらいに戻ってくれば、確約はできないが並ばずに席に案内できると思うと、親切に応対してくれた。

アフターヌーンティーは、回転率はそれほどよくないため、なんとしても午後2時からの第一陣で店内に入店したいところ。さもなければ、席が空くまで長時間待つことになってしまう。

ティータイムの順番待ち

順番待ちの列の様子をアップデートできるように、近くのハイブランドの店舗をウィンドウショッピング。20分ほど前になると、順番待ちの列を区切るためのポールが立てられ、1組の家族連れが列を成している。店員さんが言っていた午後1時45分も近いので、アドバイス通りに並ぶ。後にはすぐに数組の待合客が並びTWGのアフターヌーンティーの人気の高さが伺える。

5分ほど並んだところで、2時より少し早く、店内に案内してくれた。無事に、第一陣として入店できたので、それほど待たずに済んだ。数組が入店したところで、満席となり、そのあとのお客さんはしばらく待つことに。ちょっとしたタイミングだが、これを読み切るのは困難。当日の運任せ。

選ぶのに頭を悩ませる紅茶の種類

ティーセットメニューから「1837」「CHIC」、アフターヌーンティーを楽しむため、昼食は食べていなかったので、サンドウィッチが食べたいという家族は、ティータイム以外のメニューからオーダー。

ティーセットメニューは、紅茶を選ぶのも一苦労。店員さんに好みの味を伝えて、お勧めの紅茶を提案してもらう。

アフターヌーンティーに欠かせないスコーン

ショッピングモールの吹き抜きエリアにあるTMG Tea Garden 午後は日差しが入り込み、テーブルに直射日光が当たる。座席は指定できないが、これも運。

中には、日差しを嫌い、席の移動を希望するお客さんも。店内の観察はその程度にして、肝心のアフターヌーンティーが運ばれてくる。イギリス伝統のアフターヌーンティーだが、インスタ時代に最適の映え。

少しずつ色々な食べ物を味わうことができるのが嬉しいポイント。

個人的にがシンプルなスコーンが紅茶とマッチして一番美味しく感じることができた。何より、シンガポールで優雅なアフターヌーンティーが過ごせたことが良き思い出。

TWGのショップ

ティーサロンの目と鼻の先の距離にあるTWGのショップで、お土産用の紅茶を購入したら、本日のメインイベントが終了。

散策後は足つぼマッサージ

セント・アンドリューズ大聖堂

アフターヌーンティーとお土産の買い物が終了したら、ホテルに戻りたい家族と、少し街に繰り出すグループに分かれ、セント・アンドリューズ大聖堂を訪れる。

最先端な建物が次から次へと建設されるシンガポールにおいて、市街地に芝生の空間と、白い巨塔が目を引く教会。少し内部を見学。

その後、近くのショッピングモール内にあったマッサージ店・My Father’s feet へ。予約なしだったため、全員で一斉に足つぼマッサージを受けることはできず、家族の一部だけ、施術を依頼。

マッサージでリラックスした足をこれ以上疲れさせないように、タクシーでマリーナベイサンズへと戻る。

2泊4日の週末弾丸旅行のため、シンガポールで夜を過ごすのはこの日が最後。夕食は打ち上げがてらレストランでの食事も検討したが、アフターヌーンティーで満足したのか、簡単に済ませたいという意見が家族の大半だったので、マリーナベイサンズのショッピングモール内のフードコートへ。

フードコートの場所がモールの奥にあるため、ホテルからはかなりの移動距離。

その上、日曜日の夜のせいか、席を確保するのに一苦労。食事そのものも、前日の屋台村のホーカーセンターと比較するとイマイチ。

家族の表情もあまり満足いくようなものではなかったが、そういうこともある。

マンゴーシャーベット

個人的には、夕食自体はあまり記憶に残るようなものではなかったが、デザートとして注文したマンゴーシャーベットはなかなかの味だった。

食事後は、どこかに繰り出すような雰囲気はなく、そのままホテルでまったり。

この日の最大の目的はアフタヌーンティーを楽しむことだったので、無事にそれが果たせただけで満足。 弾丸旅行では、限られた時間の中で、欲張ってあれもこれもと予定を詰め込みたくなるが、あえて大きな目的を1日1つに絞り、あとは流れに任せて過ごすのも悪くない。

おまけに、宿泊しているマリーナベイサンズの部屋でリラックスのも旅の気分を優雅にさせてくれる。

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