自炊疲れ 初めての外食

コロンビア

コロンビアに来て3週間余り。ホテルで隔離されていた数日はフードデリバリーを利用していたものの、Airbnbのアパートに移動してからは自炊の日々が続いていた。ホームオフィスということもあり、アパートで朝・昼・晩3食。基本的に食べることが好きなので食事を準備するのは苦にならないが、さすがに疲れた。

せっかくレストランが点在するエリアのアパートを選んだのに、デモに端を発した非常事態宣言のせいで、多くの店が休業かデリバリーのみ営業。

通常であれば、新たな国に赴任したてのころは行きたいレストランに目星をつけて、試行錯誤する時期でもあるが、デモの一部が暴徒化して警察との対峙が激化し、道路を封鎖して物流にも影響が及び、レストランに食材が供給できないため、休業に追い込まれている店舗もあるようだ。仕方あるまい。

■記念すべきランチ第1号は○○○○○○料理

アパートの近くにカジュアルな雰囲気のレストランが目に付いたので、記念すべき外食第1号に決定。アルゼンチン料理!コロンビア料理とちがうんかーい、というツッコミは無しにしておこう。

書き入れ時の12時を過ぎているのに、店内に客ゼロ。おいおい大丈夫かこの店。これは味の問題ではなく、人の流れが止まっているせいと信じ込もう。コロナ禍を考慮すると、他の客がいないほうが、感染リスクは抑えられるメリットはある。

メニューをQRコードで読み込んで、ランチメニューを注文したら、これはランチ用で肉が少ししかない。こっちがお薦めと積極的な接客。客1人だから、単価を上げないといけないしな。アパートから少ししか歩いていないのに、日が照っていたせいかテーブルに着席すると汗だく。見かねたウエイターが扇風機のあたる席への移動を提案してくれた。閑古鳥状態の時は、VIPのような接客を味わえる。

肉のオンパレード

おススメの料理は、いかにもアルゼンチンという感じの肉・肉・肉。このボリュームで36,000ペソ(約1,050円)

牛肉だけでなく、豚、鳥も一緒になったちゃんぽん。アルゼンチン料理は自分でサイドメニューを頼まないと、文字通り肉しか出てこないので要注意。サラダやフライドポテトなどを一緒に注文しましょう。

結局全部は食べられず一部はお持ち帰り。束の間の自炊から解放されたランチは、食事の味を楽しむというだけでなく、外出して羽を伸ばせたという意味でも有意義な時間であった。

軽めの夕食で1日が終わるはずが…最後にボディーブローパンチ

ランチから胃もたれ感が抜けないため、サラダだけの夕食

久しぶりに肉を食べたせいか、午後はお菓子も不要なほどお腹いっぱいだった。夕食は軽くサラダだけにして、胃を休めるはずが…。アパートの仕様人が今日は泊まり掛けのようで、家に携帯の充電器を置いてきたので貸してほしいとのこと。減るものでもないので、快く貸してあげると、そのお礼にとまさかの揚物をくれた。

1日の最後にボリューム満点の揚物

しかも、揚げたてアツアツ。コロッケのようだが、外はバナナ、中に牛肉。昼食に食べきれないくらい肉を食べて、もうギブアップ状態だったが、ありがたく頂こう。久しぶりの外食のよい思い出が、胃もたれの1日の記憶に置き換わりそうだ。

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