パプアニューギニアからニュージーランドまでの道中、オーストラリアのブリスベンで乗り継ぎ。ブリスベンから最終目的地のクライストチャーチまではニュージーランド航空を利用するため、同航空のラウンジを利用したときの話。
ラウンジで搭乗券発券
次便までの乗り継ぎ時間は４時間ほど。パプアニューギニアでチェックインした際には、ブリスベンまでの搭乗券しか発券できなかったので、クライストチャーチまでの搭乗券はブリスベンで手続きするように説明を受けたが、搭乗ゲートにはまだニュージーランド航空の職員の姿はなく、搭乗券がないまま入室できるかは不明だったが、ラウンジへ向かう。
ニュージーランド航空はスターアライアンス加盟社なので、スターアライアンスゴールドの資格を利用してラウンジへ。受付で搭乗券が発券されていない旨を説明すると、問題なくラウンジには入室できる上、ラウンジの受付で搭乗券を発券できるという。素晴らしいサービス。ただ、チェックイン自体がまだ開始されていないため、システムが起動したら手続きをして室内アナウンスでお知らせしますということだった。ラウンジで乗り継ぎ便の搭乗券を発券してもらうのは初めての経験。
シャワーの利用は自由
ブリスベンまでのフライトは機内の冷房が効いていたため、体が冷えてしまったのでシャワーで温まろう。トイレの近くにシャワー室を発見したが、受付らしきものはなく、ラウンジの係員に利用方法を訪ねると、シャワー室が開いていて、タオルがあれば利用は自由。利用の受け付け手続きをする必要もないとのことだった。
シャワー室に入室すると、タオルのセットが複数準備されている。利用客がシャワーを終えてもその都度、清掃は入らない模様。合理的な運営だが、シャワー室が利用中の場合は、順番待ちをどのように管理するのだろうか。このシステムが機能しているのは、あまり利用客もいないからかもしれない。
シャンプーなどのアメニティは見慣れないニュージーランドのブランド。ビーガン仕様のようだ。シャワー室にはドライヤーも配置されており、快適に体を温めることができた。
シャワーの利用が終われば、使用済タオル入れにタオルを入れる。中はまだ空っぽだったので、前に利用した人はまだいなかったのかもしれない。
ラウンジ飯はランチからディナーまで堪能
シャワーを浴びると、少し空腹感が漂ったので、ラウンジ飯をいただこう。準備されていたのはサンドイッチやバーガー、スイーツなど昼食を中心としたメニュー。種類はそれほど多くはなく、オーストラリアやニュージーランド料理を楽しむというような雰囲気でもなかった。
カボチャのバーガーと、ワインのお供にチーズとドライフルーツをピックアップ。ラウンジ内も空いていたので、ゆっくりと食事とワインを楽しむ。
軽食を済ませた後は、音楽を聴いたり読書したりしながら時間を過ごす。先程までは空席がめだったラウンジにも利用客が次々にやって来る。この日は、クライストチャーチ以外にも、オークランド行きの便が予定されている。チェックイン手続きを終えた乗客がラウンジで搭乗までの時間を過ごすので、チェックインシステムが稼働し始めたということで、ラウンジの受け付けの係員が搭乗手続きをしてくれ、アナウンスで呼び出される。希望通り、窓際の席を指定して搭乗券を発券してくれた。ラウンジでくつろぎながら、搭乗手続きができたのは、かなり快適。
しばらくすると、ラウンジ内のほとんどの席が乗客で埋まっている。ラウンジから見えた青空も、徐々に日が傾きかけた夕焼け空へと移ろう。それとともに、ラウンジの食事もランチからディナーメニューへ。
先ほどバーガーを食べたばかりだが、空腹には勝てず、サラダとカレーを頂く。オーストラリア感はゼロ。搭乗予定時刻になってもまだ、搭乗手続きが開始されないので、しばらくラウンジでくつろぐ。
遅れていた搭乗手続きがスタートする旨のアナウンスがあり、ラウンジを後に。その際に、ラウンジの窓の外には、夕日が沈んでいく姿がみられた。
ニュージーランド航空の利用は今回が初めてだったが、ラウンジ内は清潔で、シャワー運営も合理的、食べ物の種類は少ない印象。それでもラウンジ滞在中に、ランチとディナーメニューを両方楽しむことができ、満足な時間を過ごすことができた。
