ニュージーランド・ドライブ旅 Day4 テアナウ~ミルフォードサウンド

ニュージーランド

前日の7時間に及ぶドライブの疲れが抜けきらないが、この日はクルーズ観光のため、早朝ドライブにてミルフォードサウンドを目指す話。

早起きはつらいが交通量は少なめ

テアナウからミルフォードサウンドまでは約120キロ、1時間40分ほどのドライブ。ゲストハウスで出会ったイスラエル人の旅人がクルーズは事前に予約した方がよいとアドバイスをくれたので、サイトをチェック。

一番早いクルーズは8時30分出発だったが、そうなると5時30分にゲストハウスを出発しなければならないので却下。よって次便の10時30分発を予約。

それでも6時45分に起床、サンドイッチを作って7時45分にゲストハウスを出発。ツアーの団体客の多くもこのミルフォードサウンドを訪れるが、クイーンズタウンからバスでやって来るので、朝は比較的交通量も少なく、大型の観光バスに遭遇することもなし。ドライブ開始から30分ほどは他の車が1台も通行しない状態。

出発当初は天候は良好

走り始めは昨日と同様、トスカーナ地方を彷彿とさせる丘陵地帯を駆け抜ける。朝日が昇り、日差しの照り付けがきつい。一瞬、天気に期待を寄せたが、どんより曇り空が広がっていき、写真を撮るために停車する意欲も湧かず。

緩やかな丘陵地帯を抜けると、渓谷が広がり山々の中に吸い込まれていくような道を進む。天気はさらに崩れていき、雨粒も落ち始め、クルーズへの期待値が限りなくゼロに近づく。天気ばかりはコントロールできないので仕方あるまい。

視線の先には雪山が広がる

早朝のせいなのか、天気のせいなのかは不明だが、まったくドライブを楽しめていない。山の中を走行中は、道幅が極端に狭まるポイントがいくつかあり、実質的には対向車とすれ違えないほどの狭さ。前述のように、大型の観光バスなどがいなかったのはラッキーだった。

雪山の中をドライブ

湖畔沿いの白樺を進んで行った先に広がったのは雪山。一瞬、ミルフォードサウンドまでの道のりは合っているのかという不安にすら駆られる。天気もさらに悪化して、クルーズは絶望的。

トンネルへの入り口

進むべき道は1本しかないので、そのまま先を目指す。山の中に吸い込まれるようなトンネルが目の前に。閉所恐怖症の身にとっては、トンネルはちょっと緊張する。

トンネル内は一車線のみで、それほど距離は長くなく心理的な負担も感じずに済んだ。トンネルを潜り抜けて、しばらく走行すると目的地のミルフォードサウンドに。無料の駐車場の場所が分かりづらいが、なんとか無事に駐車することができ一件落着。

天気は残念だが、それでも早朝のドライブは交通量が少なくて大正解だった。

クイーンズタウンからミルフォードサウンドというルートも一般的だが、所要時間が4時間ほどかかってしまう。クルーズに乗って、また4時間かけて戻ることを考えると、テアナウを拠点にミルフォードサウンドを訪れるのが賢明な選択だろう。

帰りは少し天候回復

ドライブとしてはいまいちな天候で、ミルフォードサウンドに向かう道中はビューポイントで停車することなく、目的地を目指したが、テアナウまでの帰り道は、少し天候が回復。ミラーレイクに立ち寄る。水面の反射具合は、曇空なのでいまいちだが、それでも透明感あふれる水辺に稜線が浮かび上がる景色が迎えてくれた。

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