チューリッヒ(スイス)~ドゥブロブニク(クロアチア)/クロアチア航空(OU4467)エコノミークラス

フライト

久しぶりの友人たちとのスイスでの再会後は、のんびりと休暇を過ごすためモンテネグロに向かう。ティヴァトという町にも空港があったが、滞在するヘルツェグ・ノヴィまではドゥブロブニクから移動した方が効率的なので、クロアチア航空を利用。

定時出発ならず

ガラガラのスイス航空のチェックインカウンター@チューリッヒ空港

15時20分チューリッヒ発、17時ドゥブロブニク着の1時間40分ほどの短いフライト。クロアチア航空はスターアライアンスメンバーなので、チューリッヒ空港ではスイス航空のチェックインカウンターで手続きが可能。

スターアライアンスゴールドメンバーはビジネスクラスチェックインカウンターの利用ができ、8月の下旬に差し掛かる時期だったが、カウンターはもぬけの殻だったのでスムーズにチェックインを済ませる。

ドゥブロブニク到着後、時間の余裕があればバスでヘルツェグ・ノヴィまで向かいたいところなので、定時出発を祈っていたが、残念ながら30分近く出発が遅れる。

着陸のやり直しで更なる遅延

コロナ禍では見かけなくなっていた座席に配布された機内誌

クロアチア航空の客室乗務員はマスクなしで勤務しており、乗客のマスク着用率は2割ほどだった(2022年8月中旬)。

食事サービスはスナックのみ

国際線とは言え、2時間弱の飛行のため、エコノミークラスには食事の提供はなくスナックと飲み物だけ。

座席は特筆することはないが、コロナ禍で多くの航空会社が提供を中止している機内誌が座席前のポケットに収納されいるのを発見。ページをめくるだけで旅情が湧いてくる。

アドリア海が広がる機内からの景色

内陸国のスイスを離陸し、アドリア海が眼下に広がる。沿岸の随所に町や村が形成され、海辺の暮らしに思いをはせる。

シートベルトサインが点灯し、着陸態勢に入り高度がぐんぐん下がり、点々としていた海沿いの街並みが1軒1軒家の外観が認識できるくらいまでの高さまでになったところで、機体が急上昇。

故障か?と思わせるくらいの突然の動きに、機内にも動揺が走る。まもなく機長アナウンスで、着陸の順番待ちのため、高度を上げて準備のやり直しをするとのことだった。乗客の動揺は安堵に変わったものの、機体が上昇を終え、水平の高さに保たれた後、大きく旋回。先程まではアドリア海の青色が広がっていた景色が山に変わる。大丈夫だろうか。きっとこの思いを抱いていた乗客は他にもいたはずだ。

機長アナウンスが再び入り、着陸へと向かう。出発の遅れに着陸のやり直しが重なり、結局1時間以上も遅れて到着となった。航空会社によっては遅延に対するお詫びの言葉を述べないところもあるが、クロアチア航空は客室乗務員のアナウンスにで到着の遅れに対して謝罪していた。

初めてのクロアチア航空の利用は、スイスから出発する場合、スイス航空のチャックインカウンターを利用できスムーズに手続きが済んだ点はポイントが高かったが、遅延によってその好印象は帳消しになってしまった。

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