コロンビアで引っ越し

生活

これまで家探しに奔走してきた。

   コロンビアで家探し(1)

   コロンビアで家探し(2)

   コロンビアで家探し(3)

   コロンビアで家探し(4) 

ようやくアパートの契約にこぎつけ、第一希望ではなかったがいい巡り合わせで現れた物件に住むことになり、3カ月過ごしたAirbnbから引っ越す時が来た。

引っ越し業者?自力で荷物運搬?

最も高い地点が10メートル近くはある天井

元々Airbnbで滞在していたエリアを中心に物件探しをしていたので、契約したアパートもすぐ近く。距離で言えば500メートルほど。この距離感では引っ越し業者を依頼するのも躊躇される。

Airbnbに滞在していた3ケ月間に新たに増えた荷物と言えば、調味料など少々。従って、コロンビアに到着した時の、スーツケース3個、リュック1個、ショルダーバッグ1個からはそれほど変わっていないはずである。

Airbnbに3カ月も滞在するとは思ってもいなかったので、そもそも荷ほどきもしていなかった。その都度必要なものをスーツケースなりから取り出して使用していたため、荷物の大半は手付かずのまま、スーツケースに収まっていた。

引っ越し業者にわざわざ依頼するほどの荷物の量でもないため、この選択肢は早速却下。次に自力で運搬する場合、タクシーを使って一度に運搬するか、歩いて荷物を運搬するか。前者の場合、荷造りが必要となる。

実は、この荷造りが億劫なのだ。大学生の頃、夏休みと春休みそれぞれ2カ月をフルに使ってバックパック旅行を楽しんでいた時も、最初の数週間はこの時間が永遠に続けばと望んでいたのに、旅の後半に入ると、ホステルを旅立つ度にしなければならない荷造りに旅の高揚感が打ちのめされ、旅の切り上げ時を悟っていた。

タクシーで運ぶにはやはり、荷物をまとめる必要があるため乗り気がしない。歩いて運搬しよう。

スーツケースのキャスターは味方にならず

ジュリエットバルコニー 木の扉が何ともレトロな雰囲気

すでにコロンビアに来て3カ月。ある程度の土地勘から治安の状況も推測できたが、スーツケースをゴロゴロと引いて、リュック、ショルダーバックを抱えて移動するのは、いかにも旅行者です!というアピールになってしまうので好ましくない。

アパートの契約は8月1日からだったが、その日は日曜日に当たるため、2日前の金曜日にはオーナーが鍵を渡してくれていた。

金曜の午後、第1往復はリュックとショルダーバックで荷物を運搬。Airbnbから荷物を持って歩いてもやはり5分少々の距離。午後の日差しが汗を誘導するが、まだまだ体力を奪われるというレベルではない。

第2往復目、スーツケース。4輪キャスターが付いているので、中身は多少重くても楽勝かと思いや、道路の所々に穴が開いていたり、不規則な段差があったりとスムーズな移動を妨げる。

第3往復目、同じくスーツケースの移動を予定していたが、道路の状態を考慮して、中身をリュックとショルダーバッグに詰め替え。必然的に荷物の重さは感じるものの、足元の道路の状態を気にしながらスーツケースを押し進めるのと比較するとまだ楽だ。しかし、一度に運搬できる量が若干減ったため、想定していた3往復では荷物の移動が完了せず。

第4往復目、再びリュックとショルダーバッグに荷物を詰め込み移動。いくらご近所と言えどもさすがに体に堪えてきた。一旦、引っ越し先のアパートで休憩。日が沈みかけて少し涼しくなった頃合いにAirbnbに戻る。

隣の家のマンゴーの実に手が届く距離

翌日、Airbnbをチェックアウトした際、中身がほぼ空のスーツケースを運搬。キャスターを引きながらではなく、持ち上げて運ぶ。結局この方が、ガタガタ道ではストレスなく運べるのだ。

4.5往復という結果を考えると、荷造りの時間を入れてもタクシーで一度に運搬してもよかったかもしれない。丁度引っ越しの最中に友人からメッセージが来て、腰痛に気を付けてと注意されてが、幸い腰痛ではなく、程よい筋肉痛がコロンビアでの引っ越しの思い出となった。

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