コロンビアで家探し(1)

コロンビア

1カ月以上続いたデモも落ち着きをみせ、次なるミッションとなる住まい探しだ。

もはやインターネットの時代。どの国でもオンラインである程度のリサーチは可能。いくつかの不動産関連サイトをチェックしてみると、コロンビアのサイト、写真がイマイチ。

今時、みんなスマホくらい持っているだろうに。この昭和の時代にフィルムカメラで撮影したような写真をアップされても、住みたいという気持ちが全然湧いてこない。残念。

コロンビアでは「apartostudio」と言われる、スタジオタイプの部屋が案外充実している。独り暮らしには十分。一方で、アパートにまで選択肢を広げると、軽く100㎡を超える物件も少なくなく、400㎡、500㎡の広さを誇るアパートもヒットする。さすがに、これだけの広さの高級物件になると、ウェブサイトに掲示される写真のクオリティが高い。

■アパートの条件

  1. セキュリティ(暴徒化したデモを目の当たりにして、中庭のある一軒家に住むのは断念)
  2. マンション できれば5階以上
  3. 眺望(テレワークで家にいる時間が長くなるため)
  4. 間取り 2LDK
  5. 家賃(7.5万円まで)

■アパートのリサーチ開始

これらの条件を頭にいれながら、残念な写真たちを眺めながらも、それでも気になった物件を取り扱う不動産屋さんに早速メールを送るも、返信なし。まあ、よくあること。あきらめず、ワッツアップでさらにメッセージ。既読のサインは出るものの、ここでも返信なし。これはもう、電話した方が手っ取り早い。

「○○地区の物件について知りたいのですが…」と尋ねると、

広さ、間取り、管理費等こちらのメモが追い付かないくらい早口で返答される。

「ネットに掲載している物件以外でも取り扱い物件があるので、もしよければその情報も送ります。」なかなかの対応に期待が高まるが、結局その後、音沙汰なし

家探しはめぐり合わせなので、相性が良くなかったということで、次に。今度は自分で歩いてリサーチしていた際に見つけた物件で、直接連絡先を示しているところへコンタクト。もうワッツアップのメッセージより直接電話したほうが早そうだ。

知らない番号からの電話のはずだが、快く応対してくれて物件の情報を共有してくれ、ワッツアップで写真も送られてきた。後日、内見の約束を取り付けるところまで一気に話が進んだ。こういう連絡先を物件に掲示しているところは、家のオーナーの可能性が高く、話が早く進みそうだ。代理店を通すと、入居に際し、求められる書類も煩雑そうなので、オーナーと直接契約するほうが簡単かもしれない。(つづく)

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